美山窯に
ついて
九谷を
暮らしに
普段使う器としても、特別な日を彩る器としても、
あなたの日常を鮮やかなものにする、九谷焼。
美山窯は、お料理や生花用の器作りはもちろん、
北斎やゴッホの写しなど、九谷焼の新たな可能性にもチャレンジしています。
石川の伝統工芸・九谷焼を、日常のさまざまなシーンで楽しみ、
彩りのある暮らしをはじめましょう。
私たち
について
美山窯(びざんがま)では、
商品のひとつひとつに心を込めて、
職人が手塗りを施します。
図案にあわせ絵の具の粘度をこまめに調整したり、
使う筆、手技を変え、職人の技で仕上げています。
九谷焼らしい、優美で繊細、かつ大胆な色彩と重厚感。
さまざまな九谷焼をみて、お手にとっていただき、
手仕事の温かみ、手塗りの愛らしさを感じとってもらえたらと思います。
さまざまな九谷焼を、暮らしや食卓にとりいれ、
四季折々にお楽しみださい。
美山窯の特徴
01産地
美山窯で取り扱う、すべての商品が、安心の国内製品です。素地は石川県九谷生地窯元製、もしくは岐阜県美濃製。茶こしは、金属加工品で有名な、新潟県燕三条市製です。絵付けはすべて、石川県能美市にて行っています。
02彩色
美山窯の商品は、その多くが職人の手塗りです。気温や湿度によって粘性を変える、「和絵の具」をこまめに調整しながら、ひとつひとつの図案に、筆で色をのせていきます。絵具を厚く盛ると濃い色に、薄くのばすと淡い色になります。窯の温度や窯内での位置によっても、焼き上がりの様子は微妙に異なり、まったく同じ物はひとつとして存在しません。触れてみると、絵柄の部分に絵の具を盛り上げた凹凸が思った以上にあるのがわかります。これが、手仕事の温かみです。
03色彩
白い器であれば、どんな料理にも合い、器同士の主張がぶつかり合うこともありません。
それに比べると九谷焼は、大胆かつ、あふれんばかりの色彩ゆえに残念ながら、一旦は敬遠される方もおられることでしょう。しかし、実際に器に盛り付けてみてください。彩り鮮やかな色彩は、より一層おいしそうに、お料理を引き立てます。
会社について
向こう3軒両隣に九谷焼職人がいた
旧寺井町牛島に生まれ、
九谷焼産業に従事して現在四代目―
一歩家を出ると、自宅内に作業場と焼成窯をもつ職人の家が軒を並べ、自転車で数分走ると、九谷焼の絵付で使う特殊な絵の具(和絵具)を取り扱う老舗店舗があります。
かつては、その全ての窯が動き、旧寺井町および金沢の伝統工芸 九谷焼の文化を支えてきました。伝統工芸に厳しくなった現在でも尚、九谷焼の看板を掲げた作業所や卸問屋、職人の工房は数多く点在し、九谷焼絵付窯元 美山窯も、そんな能美市旧寺井町の中で研鑽する窯元のひとつです。先代から受け継いだ絵柄『美山窯らしさ』を大切にしながら、九谷焼の新たな可能性にも挑戦し続けてまいります。
会社概要
社名 | 有限会社 藤田美山 |
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代表 | 藤田 努 |
所在地 | 〒923-1117 石川県能美市末信町へ88-1 |
TEL | 0761-57-0506 |
fj.bizan@p2242.nsk.ne.jp | |
主な取引先 |
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歴史
明治後期 | 曽祖父さくじろうが牛島村共同絵付窯にて、九谷焼 絵付職人となる。 |
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昭和初め | 祖父まさじが、個人所有で上絵窯を購入。のちに、陶号を「美山」とする。 |
昭和63年 | 父いさおが、有限会社 藤田美山の創業を開始する。 |
平成20年 | 牛島町から隣の末信町に工房を移転。 |
平成20年 | 九谷焼協同組合に加盟 |